管理栄養士国家試験に受かるための目標設定とスケジュール

国試対策

管理栄養士国家試験に限った話ではありませんが、資格試験に挑むときには目標設定が重要です。目標を立てず、ただやみくもに参考書を読んだり、試験問題を解いても、かけた時間と労力に見合ったリターンは返ってきません。

もし、あなたが現役の栄養士さんなら、「献立を立てずに調理ができるか?」と考えてみてはどうでしょうか。とてもじゃないけど、できませんよね。

勉強も同じです。美味しくて安全な食事を提供するために献立作成が必要なのと同じように、管理栄養士国家試験の合格するためには、目標とスケジュールを立てるべきなのです。

今回の記事では、「勉強をする上で重要な目標設定とスケジュール」のお話をします。

Nさん
Nさん

今、この記事は、2021年3月に書いています。今からなら、次の試験まで、1年もの時間がありますよ。残念ながら2020年度の試験に落ちてしまった方、2021年度に試験に初挑戦する方、今養成校に通っている学生さんは、少し参考にしてみてください。

管理栄養士国家試験において、目標設定はなぜ重要なのか

設計図なしに家を建てることはできないし、献立なしに給食は成り立たない。つまり、何か大きなゴールを目指すときには、必ず計画を立てなければなりません。

勉強を始めるときに、まず最初に始めることは、「敵を知ること」です。

自分が受ける試験の範囲はどのような範囲で、合格点は何点なのか。攻略するためにはどのような参考書があって、実力を確認する手段(過去問題集や模試)があるのか。

全体的な試験に対する作戦の立て方は、6ステップで別の記事に書きましたので、そちらもあわせて確認してください。

目標は細分化しておく

一言で「目標設定」といっても、様々な設定の仕方があるでしょう。

受験生
受験生

6割とれたら受かるねん!わかってるわ目標は…

なんて、思っていませんか。もちろん、最終目標は6割で合格できることですよね。

Nさん
Nさん

でも、それじゃあ具体的になにをしたらいいかが、分かりにくいですよね。

私のおすすめは、中期目標と長期目標、そして短期目標を立てる方法です。

中期・長期の目標設定

まず設定すべきは、最終的なゴールをどうするかです。

管理栄養士国家試験は6割で受かる試験ですから、最終目標は過去問で6割とれることでいいのかその答えは「NO」です。

過去問で6割とれるくらいのレベル、だと少し不安要素が残ります。だいたいの参考書は過去問題を参考に作られているので、すでに見たことがある問題が過去問題に入っていることがあったり、家でリラックスして解いたときと、試験当日とでは、出せる実力に差がある可能性もあ考えられたりしますよね。もちろん、本番に強い人もいるかもしれませんが……。

私のおすすめは、「確実な合格」、例えば、落ちたら内定が取り消されるような学生さんであれば、勉強の長期目標は「過去問題を解いたときに8割正解、模試で7割正解」くらいを目標にされると良いでしょう。

長期目標の例

・過去問題を解いたときに8割正解できる

・模試を解いたときに7割正解できる

管理栄養士国家試験は2月末ですから、だいたい年明けくらいにこのレベルになっていれが、まず合格は間違いないスケジュール感といえるでしょう。

そして、この長期目標を達成するために立てる目標が「中期目標」です。

中期目標の例

・暗記より理解が必要な分野(人体の構造、基礎栄、応用栄、臨床)で9月までに過去問8割得点できるようにする

・10月中に給食経営の分野を全問正解できるように仕上げる

・12月末までに社会環境・公衆栄をまとめて学習し過去問で8割得点できるようにする

中期目標は、長期目標をさらに細分化したものです。

このように分けて考えると、目標設定と一緒にスケジュールを立てていくことができます。

6ステップの記事でも書きましたが、私は分野別に攻略していくことをおすすめしていますので、分野ごとのゴール設定を中期目標に持ってくることをおすすめします。

中期目標を設定していくことで、自分が立てた計画通りに勉強を進めることができているのかの確認ができますよね。また、中期目標がクリアできていないことで、今よりもっと学習時間を確保しないといけないのか、勉強方法が悪いのか等、軌道修正の参考にすることも可能です。

短期の目標設定

長期と中期の目標設定ができたら、次は目先の細かいプラン設定をしていきます。

短期目標の設定の目安は、だいたい1週間単位がおすすめです。

1日単位で立ててしまうと、できなかったときに落ち込みますし、1週間単位にしておくと、仕事の日にできなかった分を、休日にまとめて取り組むこともできます。

中期目標や長期目標をクリアするためには、日々の小さな取り組みが大切です。あいまいに「とにかく頑張る」「休憩中はアプリをする」とかではなく、進捗状況がわかる(進み具合がわかる)目標設定をすると良いでしょう。

短期目標の例

・今週は、参考書の〇〇ページまで終わらす

・今週は、参考書と並行して過去問を30問解いて、間違えた問題の解説を完全に理解する

このように、具体的な目標にしておきましょう。

さらに超短期目標として「今日は図書館に2時間行く」等のスケジュールを立てても良いかもしれません。

ただし、先ほどもお伝えした通り、進捗のない目標は、超短期目標だけにしておきましょう。

目標が達成できなかった時は?修正はどうする?

計画を立てたら、修正は必ず行うことになるでしょう。私たちの実務で、献立修正をしながら給食提供を行うことと同じです。

いざ、目標に向けて勉強をスタートさせても、思いのほか難しく、学習内容をなかなか理解することができないことや、難しいと思っていたところが、意外とスラスラ得点できる嬉しい誤算など、様々な理由で軌道修正を行うことになります。

Nさん
Nさん

学生さんであれば、「授業でやったことが頭に入っていて、すらすら問題が解けた!」なんてこともあるでしょう。給食管理論などは、少しその傾向が強いと思います。

計画を立てたときに、絶対にダメなのは、「計画がうまくいかなくて、すべて投げ出してしまうこと」です。管理栄養士国家試験は、範囲が膨大なので、しっかりと時間をかけて、計画的に勉強をしていく必要があります。

軌道修正は、長期目標や中期目標が達成できなかったときではなく、「短期目標」が達成的なかったときに、随時行っていきましょう。定期的に短期目標を修正していれば、少しの軌道修正で、微調整がしやすいためです。

試験直前に焦らないために、必ず目標設定をしましょう

ここまでで、なぜ目標設定が必要なのか、目標はどのように立てていけばよいのかをお伝えしました。管理栄養士国家試験は、範囲が膨大な試験ですから、効率よく攻略していく必要があります。

また、試験に何度もチャレンジしている栄養士さん、私の周りに数人います。勉強と仕事の両立、ほんとうに大変ですよね。しかし、両立が大変で忙しい人こそ、必ず目標を立てなければ、「なんとなく仕事が忙しくて勉強がすすまない」なんて状況に陥り、何年も試験を受け続けることになりかねません。

勉強の計画立案は、給食と少し似ています。現場に出ている栄養士さんこそ、「計画をたてて実行することの重要性と大変さ」を理解されているでしょう。

既卒組も現役組も、「管理栄養士国家試験の受験を決意した日」からゴールは決まっています。今すぐ勉強を始められない人は、せめて参考書の準備や、目標設定だけでも早めに始めておきませんか?

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