ロジハラ・正論バカへの対処法…栄養士の嫌な先輩に多くないですか?

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人間関係

管理栄養士・栄養士の嫌な先輩やクライアントに「正論を振りかざす人」って多くないですか?今回の記事では、正論を振りかざす人の特徴と対処法を解説します。

私も委託時代に正論を振りかざすクライアント側管理栄養士さんに散々悩まされた1人です。ロジハラ(ロジカルハラスメント)に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

ロジハラをする人の心理とは…

正論を振りかざす人は、

  • 全て自分の理論が正しいと思っている
  • 白黒はっきりさせないと気が済まない
  • 相手のためになると(本気で)思い込んでいる
  • 自分が納得できないことから逃げる

傾向があります。

常に正論を振りかざす人は、プライドが高く自分の考えたロジックが絶対だと思っています。おまけに、相手を下に見ていて、自分のアドバイスが相手のためになると考えている人が多いです。おまけに、自分とは違う意見を受け入れることはありません。

彼・彼女たちは、いつも自分の判断だけが正しいと思っていますから、まともに相手をしていては自分の心が病んでしまうかもしれません。

正論バカな管理栄養士のエピソードを1つ紹介

では、ここで正論を振りかざす管理栄養士のエピソードを1つ紹介します。

施設管理栄養士

食品成分表が新しくなったから、献立の栄養価見直してね

委託栄養士

すいません。ソフトが対応してません

施設管理栄養士

え?じゃあどうするの?

委託栄養士

本社にきいてみます

施設管理栄養士

いや、聞いてみるとかじゃないから。でも基準が変わったら絶対変えないといけないから。そもそも改定するって知らなかったの?栄養士として恥ずかしくないの?基準が変わったら即変えるのは常識でしょう。そういうスタンスだと、管理栄養士になったときに困るわよ?

これは完全に私の「創作」です。でも、きっとどこかでこのようなやりとりが行われたであろうことが想像できてしまいます。

委託栄養士に言っても献立ソフトは更新されませんし、栄養士さんが管理栄養士になりたいと思っているかは関係ないし、基準が変わったら対応するのは「常識」かもしれませんが「即」までは常識じゃないでしょうね。

ロジカルであることは悪いことではないけれど…

ロジハラは悪いことですが、ロジカルであることは悪ではありません。仕事において、物事を体系的に捉えたり、道筋を立てて考えたりするロジカルさは重要です。

上手く職場にはまっていれば、日々の業務の課題の解決に繋がったり、コミュニケーションを円滑にできることもあります。

ロジカルであることは社会人にとって重要な要素。でも、それが他人を傷つけたときに正論バカ・ロジカルハラスメントになるのです。

ロジハラ・正論バカな人への対処法

正論バカ・ロジハラな人と一緒に仕事をすると疲れます。被害を受けている側はどんどん消耗していくことでしょう。そんなとき、ひらすら我慢するのは辞めてくださいね。我慢しすぎて、精神的な病に追い込まれてしまうこともあります…。

次に、いくつかの対処法を紹介します。

距離をとってできるだけ関わらない

一番早くできる対処法としては、ロジハラをする人とは最低限の会話だけをするようにしましょう。仕事をする上で最低限のコミュニケーションは必要ですが、それ以上に近い関係になる必要はありません。

本人注意する

正論バカ・ロジハラをする人は、自覚がない場合もあります。ロジハラする人が部下や同僚など、フラットな関係性であれば、「今のロジハラですよ」と伝えてみませんか。

伝える際は、相手の感情も尊重しなければなりませんが、自分の感情を丁寧に説明してください。正論を振りかざす傾向にある人には、頭の悪い人や理解力がない人は少ないでしょう。話せばわかる人も一定数いるはずです。

適当に受け流す

正論を振りかざす人には、適当な対応で受け流しておきましょう。「あー…また怒ってるな」と思ってほうっておいてください。

相手にしても無駄ですから、にこやかに対応して、味方だと思わせておくと無難です。

ロジハラする人の上司に相談する

自分の努力で解決できないときは、ロジハラをする人の上司に相談しましょう。直営給食の先輩や上司なら、科長や人事などになりますね。委託給食で取引先の場合は自分の上司に相談し、上司を通してクライアントに苦情を入れてもらいましょう。

相談を受けた組織のTOPやリーダーは、何らかの対応を考えなければなりません。ハラスメント対策は労務管理業務の1つですから、しかるべき立場の人は、対応しないといけないのです。

それでも上司が動かないなら、転職も考えませんか。ハラスメント対策をしない職場は立派なブラック企業ですよ。

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長く管理栄養士をしていると正論バカになりそうで怖い

ここまで正論バカの批判をしてきましたが、管理栄養士の仕事を長くしていると、正論バカになってしまう人の気持ちも理解できます。

管理栄養士として絶対譲ってはいけないけれど、この分野のプロが自分1人であるために周囲から理解されないとなると、正論に頼るしかなくなるんですよね。

あと、今回は委託栄養士を被害者のように書きましたが、書類が提出されない、人が定着しない、遅配や誤配が多い…となると、正論をつきつけてやりたくなることもあります。

でも、正論バカやロジハラ(ロジカルハラスメント)をする人は職場の癌にしかなりませんから、気を付けないといけないなと思います。ロジハラを受ける側からする側になってはいけません。

相手に正論を伝えるときも、相手の感情を想像すること、相手の気持ちを否定しないことは大切にしておきたいですね。

さいごに

正論を振りかざす人は、どの職場にもいます。でも、栄養士・管理栄養士の業界には異常に多いような気がしてなりません。ロジハラをする人は自分のことが一番正しいと思っているので、相手の気持ちを思いやってはくれないんですよ。

ロジハラ・正論バカな人と出会ったら、相手の正義感を刺激しないように上手に距離をとってみてください。

それでもだめなら、上司やしかるべきたちに相談しましょう。

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