栄養士・管理栄養士求人を効率よく見つける方法【病院・保育園・特養・老健】

転職対策

子育てが落ち着いたから働き始めたいけど,、どの求人に応募したらいいかわからない

とりあえず給食会社を辞めたけど転職先が決まらない

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就活している間に、既卒になっちゃった……

栄養士・管理栄養士として長く業界にいると、新卒から転職、子育てが落ち着いて再就職をする人たちの悩みをよく聞きます。

私は、こういった転職や就職が上手くいかない人の原因は、就職や転職活動を効率よくすすめていくための「コツ」が分からないから、と考えています。

転職や就職には「コツ」がいります。そのコツを知らずに転職活動をしていると、転職の成功率が下がる、転職後の満足度が下がる、そもそも転職ができない、といったことが起こってしまうのです。

今回の記事では、栄養士や管理栄養士が効率よく転職活動を進める上で、押さえておきたい転職先の探し方をお話します。現在転職を考えている方はもちろん、私のように「今よりいい職場があれば所属を変えることも考えたい」というような人にもお伝えしたい内容です。

転職・就職のコツは、自分に合った「求人」を探すところからはじまる

転職活動や就職活動を成功させるためには、「自分に合った求人」を効率よく探すスキルが必要です。「栄養士 求人」と検索をかけると、無数の求人が出てくる現代では、自分に合わない求人や古すぎる情報がたくさんありすぎて、その精査を行うだけでも時間がかかります。

転職活動では、たくさんの情報を仕入れて、それを効率よく精査していくことが重要です。

まずは、自分に合った求人を探すために、次のポイントを押さえておきましょう。

①転職先を選ぶ基準を決めよう

仕事を探すときは、残業がなくて、休日が多くて、給与が良くて、自分のやりたい仕事ができて、人間関係がよくて、と理想を追い求めたいですよね。その理想をあきらめなければならないかといと、決してそんなことはありません。

しかし、条件に優先順位を付けることは大切。理想を追い求める過程で、妥協できるもの、できないものを整理しておきましょう。

年間休日は120日ほしいけれど、シフト制でも別にいいかな。

総合病院で勤務ができるなら、残業が多くても仕事がハードでもかまわないかなあ。

残業があっても早出遅出があってもいいから、とにかく家から近い仕事がいいな。

365日シフト制で早出遅出があっても、年収400万円以上なら耐えられる。

求人情報を見る段階で、自分の中で譲ることができないことと、多少妥協ができることを整理しておくと、求人票を見た際に、応募するかしないかの判断を素早く行うことができます。

自分が「転職・就職によって何を得たいのか」を明確にしておきましょう。

自分にとって「これは譲ることができない」こと。それは、仕事内容なのか、給与なのか、自分の時間を十分に確保できる休日日数なのか、求人情報を集める前に、それらをリスト化して整理してみましょう。

求人を見る際の軸が定まっていると、応募するかどうか迷う求人の数は減るはずです。応募する・しないの判断基準を明確にしておけば、求人情報を精査することができるようになりますよ。

②自分の強みは何か?徹底的な自己分析をしておこう

転職活動・就職活動ともにいえることですが、仕事を探すということは、求人票をみて良いなと思ったところに、自分を売り込む活動です。商品の良さが分からない営業マンは、商品を売ることができません。それと同じです。

自己分析では、自分が得意なもの、これまで経験したもの、栄養士・管理栄養士以上の付加価値等を明確にしておきましょう。

例えば「20代委託3年目の管理栄養士」が「病院や施設への転職」を目指すとします。給食経験はあるけど、栄養管理業務の経験はない、と悩んでいたとしても、委託が入っている施設で給食会社とやり取りをするポジションや、直営で給食を提供している病院、であればこれまでの経験を活かすことができるのです。

「40代子育てが落ち着いた未経験の主婦」が「20代四大卒が50人応募する総合病院の栄養管理に専念できるポジション」を狙っても難しいかもしれませんが、「栄養士が2名配置されている保育園で食育や離乳食、幼児の食事を作る仕事」なら、専門職としても勉強は必要でも、これまでの家庭での経験を活かすことができるでしょう。

自己分析を十分にしていることで、「自分の強みを活かすことができる求人」と「自分の力では到底受からないだろう求人」また、「自分の強みを活かしながら、不足しがちなところは補いつつチャレンジできそうな求人」を仕分けることができます。

Nさん
Nさん

自己分析をしっかりとした上で、さらに求人情報を見ることに慣れると、「自分なら余裕で受かりそうだな」という求人と「自分のスキルでは難しいな」と思う求人を、ある程度仕分けることができるようになってきますよ。

③転職する時期・現職の退職時期を決める

転職活動では、いつ頃活動を具体的に始めて、いつまでに終わらせたいのか、いますぐ現職を辞めたいわけでなくても、いつ頃に新しい職場に行くことができるのかを具体的にしておくことが必要です。

その理由は、転職活動に取り組む時期や、現職をスムーズに辞められる時期を決めておくと、目標から逆算して動くことができるためです。

一般的には、退職するためには一カ月前には申し出るように規定されているため、今の職場が嫌で嫌で仕方がないというケース以外では、急募ではない求人や、退職まで待ってくれる職場を探すようにしましょう。

いくら条件が合う求人でも現職をスムーズに退職できないような求人であるならば、転職活動は成功しないかもしれません。

業界は意外と狭いため、悪評がたってしまうことも少なくありません。

3つのポイントを抑えて求人情報を精査しよう

転職活動や就職活動を行うときは、「良い求人」を見つける必要があります。良い求人は、自分にとって譲ることができない待遇を得ることができ、自分の能力にある程度合っていて、新しい職場へ無理なく移ることができる求人です。

求人情報をできるだけたくさん集めて、しかっかりと精査していきましょう。

栄養士におすすめの、求人情報の集め方

次に、求人情報をできるだけたくさん集める方法をお話します。

栄養士求人の探し方①ハローワーク

栄養士・管理栄養士の求人はハローワークに出ることが多いです。ハローワークは誰でも無料で使えるサービスなので、必ずチェックしておきましょう。

後で転職エージェントのお話を少ししたいと思いますが、一般的な病院や施設の人気管理栄養士求人は、エージェントではなくハローワークに出ることが多いので、ハローワークを活用しない転職活動は「ありえない」と言えるでしょう。

栄養士求人の探し方②企業や病院のホームページ

給食会社であれば企業、病院や施設であれば法人の採用ページに、管理栄養士求人が掲載されていることがあります。多くの病院や施設はハローワークに求人を掲載しますが、稀に自分の法人のサイトにしか求人を出さない法人もあるので、チェックしておきましょう。

病院名を入れて検索し、公式サイトを見ていく方法もありますが、こちらのサイトが全国の病院の一覧をまとめてくれていて、公式サイトへもすぐアクセスできるようになっています。

法人のサイトにしか求人情報を掲載しないような病院や施設は、情報をキャッチしているライバルの数が少ないと想定されるので、穴場の求人と出会えることもありますよ。

栄養士求人の探し方③地元求人誌

地元の求人誌やポストに入っている求人ペーパーに、よく調理員・調理補助や看護師・介護士・ドライバーの求人が掲載されているのを見ませんか?ここに、管理栄養士の求人が掲載されていることがあります。

私の地域では、大手の病院求人は見たことがありませんが、特養や老健、障碍者施設などの管理栄養士の求人がたまに出ていますよ。施設系は、随時地元での人材募集(人数がたくさんほしい介護士や看護師)をしているので、管理栄養士の空きが出たときに、一緒に掲載するケースがあるように見受けられます。

こちらも、ハローワークに求人を掲載していないケースでは、先ほどの病院と同じくライバルが少ないことが想定されますので、地元求人も常にチェックしておきましょう。

栄養士求人の探し方④大手転職サービス

一般的な栄養士求人、例えば総合病院の管理栄養士や給食会社の現場栄養士、老健や特養の管理栄養士というような求人は、大手の転職エージェントには出ません。

が、「管理職」のような栄養士求人は、一般の転職エージェントや転職サイトから情報が来ることもあります。

これまで私が見たことのある転職サービスにある求人は

転職サービスにある求人

・保育園を運営している会社の本部で献立作成をする管理栄養士(経験5年以上)

・給食会社の本部栄養士(経験3年以上)

・回転すしの衛生巡回(厨房経験者)

・有料老人ホームの本部管理栄養士(高齢者施設管理栄養士経験5年以上)

などです。

こういった求人は、管理栄養士らしい仕事というよりは、管理栄養士経験を活かして、現場を管理する仕事をができる人材を求めている印象です。

企業色が強い管理栄養士の求人は、ハローワーク経由でも複数みられますが、間にエージェントや転職サイトが入っているほうが、やり取りがスムーズであることもあります。

Nさん
Nさん

これは私の主観ですが、管理栄養士や栄養士の世界(病院全体かな?)は良くも悪くも職人気質なところもありますよね。一般企業はうちの業界よりも、もっと労働基準法や法令順守に厳しく、エージェントや転職サイトがブラック企業を紹介してしまったら、企業の信用度が下がってしまう……。大手の転職サービスには、いわゆる「変な求人」の数が少ないのです。

現場の仕事にこだわらないのであれば、転職サービスも活用してみましょう。

転職サービス①転職エージェント

転職エージェントは、1人1人に専任のキャリアアドバイザーが付き、転職先が決まるまでのサポートをしてくれるサービスです。利用する際は、事前に面談を行い、これまでのキャリアや次の仕事へ希望していることを伝えます。

これまでは必ず面談に足を運ぶ必要がありましたが、最近は電話やWebで面談を済ませてくれる企業が増え、使いやすくなっている印象です。

転職エージェントでは、希望する求人の紹介だけでなく、面接対策や、履歴書・職務経歴書の書き方指導、自分では言い出しにくい待遇面の条件の調整などを行ってくれます。また、転職エージェントは転職サポートをすることで成り立っている会社ですので「一度ブラック企業としてのタレコミがあった会社」は、事実関係を確認していますし、怪しい会社は紹介しません。

マイナビエージェント

マイナビが運営している大手転職エージェント。多数の転職成功実績を誇っています。ほぼ全てといえるくらいの業種・職種の求人を取り扱っているため、情報数は業界トップクラスです。私が先ほど紹介した求人情報もマイナビからのものが2つ。栄養士に関連する求人数は多くないけれど、登録しておくと自分に合った求人が出た際に連絡が来るためオススメです。

転職サイト・求人サイト

求人サイトや転職サイトは、リクルートが運営するリクナビNEXT、パーソナルキャリアが運営するDODAなどが有名です。

求人サイトのメリット

・転職エージェントより自分のペースで仕事を探すことができる

・ハローワークより希望の条件での検索がしやすい

・自分の履歴書や経歴書を掲載しておくと企業からスカウトが来ることがある

・ハローワークで探す一般企業よりも、運営会社がある程度厳選した求人を掲載している

(過去にブラックで苦情が入った求人は掲載されていない)

はたらいく

はたらいくは、地元に根付いた中堅・中小企業の求人が多い点が特徴です。大手リクルートが運営しているという安心感もあります。リクナビNEXTはどうしても全国規模の求人媒体になっていることが多いので、働きたい地域を限定している人におすすめです。先ほど紹介した求人のうちの1つは、はたらいくで見つけました。

栄養士求人の探し方⑤栄養士会または卒業校

栄養士会に所属していれば、地元の栄養士会の求人情報も活用できるでしょう。私の地域の栄養士会の求人情報は、会員でなくても見ることができるようになっています。

また、自分の卒業校にも求人がきていることがありますので、養成校と現在の住居地が遠くない場合は、母校に足を運んでみると良いでしょう。

大学病院や大手法人の場合は、学校や栄養士会にしか情報を出さない、横のつながりを重んじた採用活動を行っていることもあります。

栄養士求人の探し方⑤保育園の好待遇求人は良いサイトがあります!

保育園の求人情報に関しては、きらぽんJOBというおすすめの転職サイトがあります。

保育園栄養士特化サイト!きらぽんJOBのおすすめポイント

・保育園栄養士の求人情報だけを検索できる

(委託で保育園配置という求人は一切なし)

・求人を見るだけの状態では、電話番号の登録が不要なのでしつこい連絡がない

・登録が完了したら、保育施設の担当者から直接スカウトがくる

・求人への応募を、サイト内のチャットシステムで行うことができる

・履歴書や書類作成機能が充実しているため、郵送での書類のやりとりをしなくていい

2020年10月現在、ハローワークで「東京都の保育園栄養士求人を、月給25万円以上で検索」したところ、1カ月以内の求人は19件ヒットしましたが、きらぽんJOBでは、25万円以上の保育園栄養士の求人が30件もありました。専門サイトなだけあり、良質な情報がまとまっています。

現在は、主なサービス拠点が関東のみであるのが難点ですが、「保育園栄養士だけの好待遇求人」を探すことができるサービスなので、保育園で仕事をしたい栄養士さんにおすすめです。

さいごに

転職・就職活動をスムーズに行うためのコツは、「求人情報をたくさん集めて、情報を精査する」ことです。今回お話した通り、求人を見る際の自分の優先順位や自分の強みを性格に把握しておくことで、情報を精査しやすくなります。

現代は情報社会で、昔のようにハローワークや学校だけに求人が集まるような時代ではありません。インターネット上には多数の求人がありますから、情報に対するアンテナは常に張っておくことをオススメします。

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